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シャンプーの歴史 シャンプー剤で髪を洗うというのが本格的に日本に定着したのは戦後になってからで、そんな昔のことではありません。 それまでは月2回程度、固定石鹸で身体を洗いつつ髪も洗うというのが一般的でした。 1970年代に入って、内風呂やシャワーの普及にともないシャンプー剤が各家庭内に浸透していきます。 1980年代に入ると、女子中高生を中心にひろまった朝シャンブームの到来とともに清潔感志向現象により、洗髪の頻度は著しく増えていき毎日、あるいは朝、夜の2度シャンプーするのが普通になっていきました。そうした習慣にともない、なんの根拠もないのに頭皮は常に汚れている、しっかり洗わなくてはという思い込みが定着していったと考えられています。 シャンプーの選び方 健康な頭皮や髪はPH4.5〜6.5の微酸性から弱酸性の状態なため、シャンプー選びの第一条件は弱酸性のものがよいということになります。 また、シャンプーは複数の界面活性剤を混ぜ合わせて効果や使い心地を高めることが多いので、脂肪酸石鹸系、高級アルコール系、アミノ酸系、両性などの界面活性剤が使われてます。これらは洗浄力や仕上がりの風合いに関係してきます。 そのほかNMF(天然保湿因子)、PPT(複数のアミノ酸がペプチド結合で結ばれた化合物)、オイル分などの成分がありますが、脱脂力が強過ぎずシャンプー後の風合いがよく、コンディショニング効果のあるものを選ぶとよいでしょう。もちらん、頭髪、頭皮の状態、毛髪改善、育毛、洗浄、消臭など、それぞれの目的や効果に応じたもの選ばなくてはなりません。 また抜け毛の改善のためには、髪質別や、風合い別のものよりも、育毛用に開発された弱酸性、アミノ酸系のもので、育毛成分やフケ止め成分なども配合されているものを選ぶとよいでしょう。
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